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春肥(はるひ・はるごえ)


当園では、美味しい日本茶を作るため、3月上旬に春肥(はるひ・はるごえ)を施します。昔は、バケツに肥料を入れて手で行っていましたが、最近は、エンジン付きの肥料散布機というものを使って撒いています。原料は、有機質肥料で、菜種油を搾った粕を使います。昔からこの肥料はお茶の品質を良くすると言われています。

 

近年の茶価の低迷から、有機質肥料を使う茶農家が減っているようですが・・・当茶園では、日本茶を愛飲していただける方々のため、茶づくりに妥協することなく先祖の言い伝えを頑なに守っています。そして今後も守り続けられるよう、ホンモノの日本茶がなくならないよう努力して参ります!