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マシントラブル

新茶の製造も12日目に突入しました!昨日新芽を蒸していて、マシントラブルが発生したんです!当茶園の製茶工場の蒸し機は、網胴回転型蒸し機と呼ばれていて、抹茶の元になる碾茶(てんちゃ)と同じタイプのものです。

 

「327」と表示されているには、攪拌軸(かくはんじく)と呼ばれるものの回転数です。一方、「0」と表示されているのは、胴回転数なのですが、本来「43」とか「45」とか表示されます。が、が、、マシントラブルが起き、表示器が突然働かなくなったんです!><

 

最近の製茶工場は、どの機械にも表示器がついており、制御盤が故障すると機械化された現代ではお茶作りが出来なくなってしまうことがあります。実は私、かつて長い間表示器のない古い製茶機械で鍛えられたので、匂いや手触りなどでお茶の心をつかめると自負しています。(少しキザですが・・・)

 

写真にある手についているものは茶渋です。何度も何度も機械の中の茶葉を触り、こまねずみのように工場内を走り回りました。日本茶を愛飲してくださる方々のために・・・コロナだけじゃなく、この苦難もガンバッテ乗り切ります!!